トレーダーが 変人扱いされる理由
トレードは どんなプロでも 全戦全勝は 難しいものです。
プロ野球の一流選手とて、全打席 ホームランやヒットというわけにはいかず
打率 3割もいけば いい方です。
同様に、人間同士、相手がいる場合、必ず勝てる、ということは 基本的に
ありえないわけです。
なのに、なぜか トレードを ビジネスととらえられる人は かなり少ないものです。
少ない、どころか、トレーダーは「変人」扱いでしょう。
なぜ、トレーダーは、理解されないのか?
日本人は 努力とか仕事したら 必ず報酬が入る。
表現を変えれば「働いた時間分は(高い、低いはあっても 決まった時給での)収入になる。」
という仕事が多いせいか?
仕事を できるだけ完全に仕上げる志向でこなし、働いた分の一部でも 無収入というのが許せない心理が働きます。
それゆえ、
かけた時間、労力に対して
比例した報酬が得ることが当然!
という心理が働くのです。
ところが、トレードは
勝ったり負けたりしながら、
週、月、年単位と、長い目で見て、
トータルで 安定的に資金を増やすことが
本来の姿なのです。
なので
勝つトレードを増やし、
負けトレードを減らして
トータルで 増えなければ、無意味ですし、
むしろ リスキーなのです。
チャンスが来るまで じっと待つ。
肉食動物が、獲物を捕るときを 思い出してください。
トレードは 動物の狩りと同じような行為なのです。
じっくり狙いを定めて、極力、望む結果を得られるようにする。
公開日:
最終更新日:2025/04/30