01 億トレーダー 具体的数値の目安

　まずは　自分の目標を　明確に数値化する。
そして、それを実行するために
「目標細分化」を行う。

億トレーダーになる、のみならず
さまざまな分野で　成功するには、
この手順で　細かく　ステップを分けて
順に達成していく、
というのが、堅実な方法なのです。

では　具体的に　
年収 1億円を　FX トレードで実現するには、
どのくらいの勝率を上げ、
どのくらいのロット数で、
どのくらいの取引をする必要があるのか？

　それを数値化してみました。

　暗号通貨は 基本的に24時間 365日 取引可。
取引所やサーバーのメンテナンスや障害等以外、いつでもトレードできます。

　が、法定通貨や 金属類、原油等エネルギー,CFD 取引は　平日24時間、
土日は休場です。

年間取引可能日・・・・1年に 取引できる日数
　　週5日　× 52週 = 260 日

単純に　１億円を　260で割れば、相場開場日に、1日あたり　40 万円
プラス計上すればよいことになります。

とはいえ、これこそ　机上の空論で、
実際には、イレギュラーな値動きも起きれば、大口が絡んだり、
昨今では、AI も 大手が採用したり、で
勝率100 % は ほぼほぼ無理です。

「負けがあっても、トータルでは勝つ」

このような意識が、とても重要です。

　現実的な目安としては

勝率 7割、RR (リスク・リワード) 比 1:2 以上を目指す、
というのが、現実的でしょう。

　これを目安に、各自の性格、環境等によって、微調整して、
自分の　億トレーダーとしての　スタイルを構築するのです。

　具体的に　数値を　導き出してみましょう。

トレードは　3回のうち、2回勝って、1回負ける、2勝1敗。
損切 1　に対して 2倍の利益を狙える　トレードを行う。

　3回に2回、勝って、1回負ける、を
日にち単位で考えると

　年間取引日 260 日のうち
　　170 日、勝ち、 90日、負ける　　　　　
　　260 戦 170 勝 90 敗
　
　というペースが　勝率7割です。

　　勝つ日 80 万円 × 170 日 = 1億 3600 万円 (年間)
負ける日 40 万円 × 90日 = ー 3600 万円

total + 1億円

　
　エントリーを厳選して　負けを減らし、
　さらに　PF も改善できると　
より　安定感が増します。

　　ロット数を　大きく、値幅をたくさん取る、
これが　大きく稼ぐ基本です。

　しかし、値幅は　動いてみなければ、わからない。
トレードできるか？
どのくらい　利益を出せるか？
は、完全に相場次第。
　いかなるプロでも、ここはどうにもなりません。

となれば、トレーダー側としては
「ロット数を調整する」
「損切幅を調整する」
ということのみ、
利益拡大が可能な コントロール範囲内のです。

　pips 数と　ロットで考えると　

100 万通貨 (10 lots) の取引で 　100 pips 獲得すると 　100 万円
　　
　　1日 80万円 勝つには、100万通貨 (10 lots) 80 pips
となるわけですが、
　 80 pips　の値幅を取るには 　相当な　保有時間になってしまうのです。
　
　　現実的な値動きを考えると
　　数分から　数時間内で サクっと利益を取るなら
　　
　　　400 万通貨 (40 lots) 20 pips
　　あたりでしょう。

　　もちろん、1回で取らず、複数回のトレードを積み上げて
　トータルで　取る方が、実現しやすいでしょう。

　　 100 万通貨 (10 lots) 20 pips を取るつもりで
　4回トレードする、といった工夫を　考えましょう。
　　　　

　　値幅を大きく取るためには、それなりに保有時間も長くなってしまいます。

　経済指標、要人発言など、大きく動くときに、
ドンピシャで　方向を合致するトレードができれば、
短期決戦で利益を出すことも可能ですが・・・
　
　こういう時は、スプレッドも拡大したり、
スリッページも発生しやすいので
思わぬ損失につながるリスクも高くなってしまいます。
なので　基本は　見送りです。

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年収