54歳で FXを始めて プロトレーダーになった方法

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年金 ~ 中高年は 特に 気になる話

50代も半ばくらいになると
誰もが気になるのが 年金。
昭和の昔、戦前生まれの親世代から
現在 還暦前後の方々が 就職したころは
(昭和50年代後半 ~平成になるころ)
60歳開始が基準でした。
そして、
65歳まで 繰り下げると、何割か?
増額されるようになってました。
(5割以上? 忘れてしまったが、
一般庶民が 「遅らせると ずいぶん増えて、トクかも?」
と 考えてしまう レベルの なかなかの増加率だった記憶があります)
2025年現在、受給開始は 基本が 65歳
繰上げ受給は 60歳からです。
 
日本は7割方、サラリーマンなので
 厚生年金、企業年金など、他の要素も加味されると
個々人で変わってきます。
なので 私としては、
受給手続きをする前に、
年金事務所に行って相談されることを
強く オススメしてます。
何せ、一生に一度しか、決定できないのですから。
国民年金は、20歳から60歳まで 40年,めいっぱい掛けると 満額受給になります。
(途中、国会議員の 未納問題事件もあり、その後 10年以上 掛ければ 受給権が認められた)
 令和7年度(2025年度) の満額は、年額 829,300円
1ヶ月あたり 約 69000円、ということになります。
 実際は、偶数月 15日に 2ヶ月分 まとめて 138200 円 受け取る形になります。
繰上げ受給で減額される割合は
繰上げ月数 × 0. 4%
 つまり、65歳からもらうところ、
 60歳から 受給する場合、
 繰上げ 5年 = 60 ヶ月
 減額率は   0.4 % × 60 = 24 %
 となります。
 国民年金満額の場合、
 829300 円 × 24 % = 199032 円
減額されて
829300 – 199032 = 630268 円
月 約 52520円まで減らされて
この減額された年金額が 一生続くことになる。
年金事務所は お上(厚労省)から
「なるべく繰上げさせないように」
と指示されているようです。
年金事務所に 試算等の相談に行くと

「減額された金額で、一生続きます。

途中変更はできませんが、よろしいですか?」

と念を押されます。
 年金事務所で
「基本通り、65歳からもらった場合と
 60歳から繰上げ受給した場合、
 累積合計額が 何歳で、繰上げ受給しないほうが
上回るか?」
 と試算させてみましょう。
 
 減額率が決まっているので、
年金受給額の高低に関係なく
男性の場合、ほとんど「81歳数か月」が
60歳開始の累積を、65歳開始が上回る年齢、
という結果になると思います。
(※ 60歳きっかり、で手続きしても 即時反映でないので
 このあたり、多少の誤差はあります)
ということは、
81歳数ヶ月より 長生きしないと
トータルでもらえる金額は、少なくなってしまう。
ということになります。
 とはいえ、死んでしまえば、そこで終わり!
という世界です。
 男性と女性で 平均寿命が違うのですが、
男性のほうが、生物学的にも現実でも
女性より平均寿命が短いのです。
なので、これは あくまでも 私の見解ですが、
「過半数の男性は、65歳まで待つより
60歳からもらったほうがいい」
と思います。
 
 人間の平均寿命も、
職業や 家族構成などで、違ってきますが、
 金融業 (銀行、保険など)
   タクシー運転手
 あたりは、平均寿命が短い職業で、
家族構成としては
 一生独身の男性は 平均寿命が (女性や、既婚男性より)10年以上 短く
しかも!
中間値が、 67歳手前だそうです。
(同級生の男性は 67歳で半分、あの世に旅立ってしまう、という意味。
裏を返せば、半分くらいは生きている、ともいえますし、
私も 現在の健康を維持できれば、生きている側になれそうですが)
   2022/9/8 Yahoo NEWS
私の場合、
昭和の昔、お年始で親戚が 祖父母の家に集まった際、
親父をはじめ、一族のおじさん方が、一様に口にしていたことが、
忘れられないのです。
 
 昭和の昔、60歳受給開始が標準だったころは、
なんと!
65歳まで繰り下げると  5割以上だったか? 
細かい数字は 忘れてしまったが、かなり 魅力的な割合分、年金額が増えていました。
なので 年配の方々が集まると
「65歳まで待つか? 60歳からおとなしく貰うか?」
が よく話題に上がってました。
 
「確かに 増額は魅力だけど、人間、いつ死ぬか? なんて、誰もわからない。
俺の周り、65歳まで待っていて、63歳くらいで永眠、とか、64歳でポックリ、とか
そんなんばっかり。
だから俺は 60歳になったら、さっさと貰うよ。」
 親戚のみなさん、ほぼこの意見で一致してましたし、
 私の父も、もちろん そうしました。
父方、母方と、家系図をチェックしてみたら
父方は 88歳あたりが鬼門。90歳以上の長寿者無し。
母方は 祖母の兄が 91歳まで 長生きしたが、
男女関わらず、こちらも 88歳がボーダーライン。
 私は、家系、血統からして、遅らせるのはリスキー、
さらには、金融業、タクシー運転手、独身と、
職業別、家族構成別、いずれかの 短命3条件まで、
あまりにも みごとに満たしているので
迷わず 繰上げ受給にしました。
 
 女性のみなさんは、男よりも 長生きですから、
一概に 繰上げましょう!
とは 私には、言い切れません。
 男女問わず、自分の人生は、最終的には 自分の判断ですから、
しっかり 年金事務所で相談された上で
最終決断を下しましょう。
 あなたの老後が、より明るい未来となるよう、
お役にたてれば幸いです。
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※ 注
学生時代の 数学の「方程式」で
  60歳 繰り上げ受給と 65歳 通常受給の 累積受給総額の逆転するあたりを
計算できます。
 累積受給総額が並ぶのを、 65歳から Xか月後
通常受給の金額を Y 円として、計算してみましょう。
 繰り上げ受給の場合 1か月あたり 0.4 % 減額されるので
65歳- 60歳 = 5年 = 60か月
減額率は 0.4 % × 60 = 24 %
 60歳 繰り上げ受給した場合、通常の 65歳開始の金額より 24 % 減るので
 60歳からの受給金額は
 1- 24 % = 76 %  ( 1 = 100 %)
 0.76 Y 円 となります。
Xか月後に 60歳開始と 65歳開始の 累積受給総額が同じになる、
を 方程式で表すと
0.76 Y × (60+ X) = Y × X
                            = XY
両辺を Y で割ると
0.76 × 60 + 0.76 X = X
 ここで気づくのは、方程式の計算では Yが消えるので
「受給金額に関係なくなる」
ことも わかってしまいます。
45.6 = X- 0.76 X
       = 0.24 X
X = 45.6 ÷ 0.24 = 190
よって 65歳から 190 か月後に
60歳 繰り上げ受給総額と、65歳 通常受給総額が等しくなる
ことになります。
 190か月 = 15.833・・・年
      15 年と 9.99・・・か月
 15年 10か月後に 65歳通常受給開始の総額が、
  60歳 繰り上げ受給総額を超える、
ということが わかります。
 65歳 +15年10か月 = 80歳 10か月
 60歳の誕生日の月に 即、手続き開始しても
手続きが完了して 実際に受給開始となるのは、
2か月くらい 待たされるので、
実際に同額になるのは、81歳になった時。
さらに、誕生日を過ぎた期間によって、
減額率が 24 % から 1か月あたり、0.4 %ずつ減るので
その分、後ろ倒しになります。
年金事務所に 最新受給額等の金額データなど
正確な数字があるので、
年金事務所を実際に訪ねて、試算してもらいましたが、
やはり 81歳半くらいの 回答でした。
(誕生日から しばらく経ってから 聞いたので)

公開日:
最終更新日:2025/09/17