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私の パソコン体験 ~ それは 1998 年から始まった

      2025/06/28

☆ 外国為替 (FX) は 個人が取引できるようになってから、まだ 30年未満 (2025年 現在)

今の 40代以下の若い世代は 信じられないかもしれませんが、

敗戦後から 1973 年(昭和 48年)までは  固定レートでした。

1ドル 360 円 の時代が、長かったのです。

1ドル360円で固定だったのが、変動するようになったのはいつからか?).

今の 50代後半以上の 中高年世代は まだ 覚えている方も 多いでしょう。

 

変動相場制になってからも、為替取引は

銀行や証券会社といった、いわゆる プロ、大手会社と、

輸出入をしているメーカーが行うものでした。

 

1998年 (平成 10 年)

まさに 日金融革命の年でした。

この年、外為法 (外国為替取引法) 改正で

これまで 特定の業者、プロしか、為替取引ができなかったのが、
われわれ 一般庶民にも 解放されたのです。

つまり、株のように、一般人でも 売買取引ができるようになったのです。
日本の FX トレードの歴史は、この時が幕開けでした。

 

1998年は Windows 98 が登場した年でもあります。

ようやく 個人が 自分のパソコンで 取引ができる環境が

できあがってきたのです。

 

 

☆  私にとっての 1998 年は  人生初めて、自分のパソコンを 手に入れた年

もっと昔の話で、 1998年ではなく、1980 年代の話ですが、

「これから、パソコンが 世の中に普及する。

仕事で使う時代が来る」

と、よく聞きました。

たまたま、ですが、

親父の店に来るお客さんで
Basic,Covol,Fortrun のプロで
大卒初任給が 10万円いかない時代に
30万円以上、稼いでいた人がいて、
「大学で勉強するのもいいけど、

これからは コンピューター関係のことを学んだ方が 将来有望だ」
などという話も 聞いていたのです。

たまたま 高校は 進学校にいたのですが、
私は 「大学で勉強するより、コンピューター関係の専門学校で 技術を身に着けたい !」
と 親父に進言しました。
が、学歴差別を痛感していた父からは
「とにかく、大学と名のつくところは 出ておけ!
まだ就職試験も、学歴社会が根強いんだから、大卒でスタートしないと、
将来、絶対後悔する!
大学の学費なら お父さんが何とかする。
コンピューターの勉強したいなら、大学に行きながら 勉強しろ!」
と 激しく説得され、
もともと 弱虫で根性、忍耐、我慢する力が欠如していた私には、
親父の意見を飲む以外の選択肢は、考えられませんでした。

そんな状況だったので 大学に入ってからは

反動で クルマやバイクで 走り回るほうが 趣味になり、

しばらくは パソコンのことは 気にしてなかったのです。

が、就職すると、当時は 新人に

パソコン研修を受けさせることが多く、

私も その1人になりました。

 

研修を受けたけど、正直、自分で操作できるようには

なれませんでした。

そもそも 昔のパソコン、処理速度が遅いから、

研修の短い時間では、結果がわからなかった・・・・

今になって、ようやく 当時、なかなか覚えられなかった原因は、

これだったのか?

と気づいた次第です。

 

クルマでも 家電でも、機械というものは、
完成品として 販売に至ったにしても
登場した初期は、細かな不具合、エラーが発生するものです。

メーカーは、開発から 販売するまで さまざまテストをしていますが、
プロがテストして使うのと、
一般販売して 素人が使うのでは、やはり 違いが出る。
おのずと 不具合、エラーの発生も、

想定外のことがあったりするものです。

これは すべての開発において、宿命なのです。

まったく無知で 素人だった私も
クルマやバイクでは、初期不良が起こることを
嫌というほど体験したので、
パソコンも、当然、エラーは出るはず・・・
と 覚悟はしてました。
が、さすがに全く初めて 手にするモノ。
自分で対処できる自信など、もちろんありませんでした。

 

特別職公務員として、最安値の給料で有名な 郵便局員にとって

自分でどうにもならないものに、ボーナスが吹っ飛ぶ大金を払って

手に入れる・・・

しばらく パソコンを手に入れるのに躊躇してましたが、

「自分のモノとして 手元において、いろいろ操作してみないことには、

覚えられない」

ということを 体感していたので、

いつも、心の片隅では

「中古の 程度のいい ノートパソコン、なんとか手に入れたい」

と思ってました。

今でいう いわゆる「引き寄せの法則」なのか?

幸いなことに

大学時代から、スキーや バイクツーリングに
よく一緒に 出かけていた友人が、
パソコンも作っている メーカーに勤めていました。

「Windows 98 が出たけど、Windows に限らず、何でも 新しいものは、

最初の 1年くらいは、バグが発生するから、正直
『今、買うなら、バグ、エラーが ほぼ出尽くした、Windows 95 』がお勧め。
ウチみたいな パソコンを作っている会社なら、当然、最新マシンをそろえるし、
登場して間もない Windows 98 のエラーを 見つけるのも、仕事。
ということで、会社の Windows 95 マシンのほとんどを、Windows 98 に入れ替えることになった。
ちょうど 調子のいい Windows 95 のノートパソコンが 自分に配給されているから、
それを 格安で家族や友達に 譲っていい、という話になった」

そんな経緯で
新品価格 45万円くらいのを(当時の高性能ノートパソコンは 40万円台以上 した)
10万円と、中古パソコン店の半額以下で
譲ってもらえたのです。

 

 

当時は CPU が 100 MHz のノートパソコンでも

小型高性能だったので (※) 新品価格は 45万円くらい、

デスクトップでも 新品で 30万円なら 安い!

と いわれていた時代でした。

まだ 法人の備品入れ替えも うるさくなかったようで、

メーカー勤務の友人から、会社のパソコン入れ替えで

古くなった Windows 95 マシンを出す、ということで

会社に報告できる最安値 ということで、10万円で譲ってもらいました。

古い、といっても プロが仕事で 3年弱 使った程度だから

叮嚀に扱っていたもので、外見は 磨くだけで 新品に見えるコンディション.

譲り受けてからも、その友人には、使い方を教えてもらえたのは

幸運でした。

 

もっと 細かいことや 当時のこと、さらに昔のことを

知りたい場合は

「dos-vパソコン」「PC 9801 」で検索したり

AI に 説明を求めてみるのを オススメします。

ついつい 読み進めているうちに、寝不足にならないように。

 

 

※ CPU  100 MHz の意味

CPU の数値は、パソコンの処理、動作スピードにかかわるもので、

大きい方が 速い、と考えていいでしょう。

(細かいことを言えば、 core なども 影響するのですが)

単純計算で わかりやすく説明すると、

この数年、出回っている ノートパソコンは 2.0~3.0 GHz 弱 あたりが多いです。

おおざっぱに 1GHz = 1000 MHz で計算すると

2 GHz のパソコンは、100 MHz のパソコンの 20倍の処理速度になります。

実際に使う場面を考えると

今、あなたが使っているであろう 2 GHz のパソコンが、3分で終わる作業が、

100 MHz のパソコンだと、 20倍の時間がかかる。

つまり、1時間かかってしまう、ということになります。

CPU のみならず、記録メディアも、現代なら

SSD とか USB メモリー、HDD でも スピーディーになってますが、

当時は フロッピーディスク。

それも 16 inch とか 8 inch など、レコード盤みたいなサイズで

容量も 少なかった。

もちろん、読み出し、書き込みも 遅かった。

当時の 私を含めた新人は 上司から パソコン研修を受けてこい!

と命令されて 受講したわけですが、研修成果は

少なくとも私は、劣等生でした。

とはいえ、今になってわかったのは、

会社のパソコン研修、学校の授業同様、 50分とかで 1コマだったから、そもそも

あの当時のパソコン (それも 研修所にあったのは、高性能デスクトップ機)なら、

作業で作成した データを、フロッピーディスクに書き込んだり、

修正したデータを上書きしたりするのに、すごく時間がかかったはず。

「授業時間内に、作業が完了できたのか? 未完成なのか? すら判別不可能だった」

というのが、実際のところだと推測してます。

 

結果が 授業時間内に出ない、わからない、となれば、

劣等生でなくても、成果を判別する、なんて、無理な話ですね。

 

 

 - マインドセット 等, 基礎知識